どうしてその名前になったの巻

うじざねクン ところで、のぶしげクンの名前って、後世では変わっているよね。

のぶしげクン うん、そうらしいね。

うじざねクン そうらしいねって、自分のことなのに。

のぶしげクン だって、俺が生きていた時は、そんな名前使われてなかったんだよ。

うじざねクン そういえば、そうだよね。では、このへんは博学の私が説明を。元々、真田に受け継がれていた名前の漢字は「幸」です。のぶしげクンのおじいさんが「幸隆」お父さんが「昌幸」お兄さんが「信幸」ですよね。

のぶしげクン そう、それで俺が信繁、跡取りとしての期待が全くないよね。

うじざねクン そしてもとちゃんこと松平元信クンは、いくさが強かったけど、マー君にだけは何度も破れている。いわば、この「幸」の字はもとちゃんにとって、天敵、みるのもいや。

のぶしげクン 関ヶ原の時も、ひでただクンをずいぶんといじめてあげたので。そういう事もあってあちらでは「幸」の字が嫌いみたい。

うじざねクン 何しろお兄ちゃんもそれを気にして「幸」を「之」に変えたぐらいでう。

のぶしげクン きっと奥さんが怖かったんだね。

うじざねクン のぶしげンクンの死後、信繁じゃあ、信玄さんの弟の典厩さんと同じ名前じゃん。ということで、紛らわしいと思われたんですよね。

のぶしげクン だって、のぶしげって名前は、典厩さんからもらったんだもん。

うじざねクン 真田だったら「幸」だろう。あとはどうしようか、諸説あり。諸説ありってことは、決定打がないということなので、適当ってことかな、この「村」ってかんじ。それで幸村になりました。でもなんかこうして見ると、かっこいいよね、「真田幸村」って。

のぶしげクン いまがわうじざねよりはね。

うじざねクン 名前だけでも負けてる?名前負けだ!

のぶしげクン 意味違うけど。


※おじいさん:真田幸隆(1513−1574)
 お兄さん:真田信之(1566−1658)
 ひでただクン:徳川秀忠(1579−1632)
 奥さん:小松殿(1568−1615)
 信玄さん:武田信玄(1521−1573)
 典厩さん:武田信繁(1525−1561)


うじざねクンは意外と長生き