真田丸 ついに始まる

丙申睦月十一日


うじざねクン はじまったね。

のぶしげクン はじまった。オイラの物語。名前ものぶしげだもんね。幸村じゃなくって。

うじざねクン 予想に違わず、いや、予想以上に面白かった。
とりあえず第一回目なのでご紹介と言う感じだったけどね。
でも、ナレーションで大坂の陣や関ヶ原のことまで語っていました。

のぶしげクン それって物語展開のオチみたいな部分なので、ストーリーとしてあまり語りたがらない場合もあるけどね。そこがクライマックスなので、期待を盛り上げる意味があるよね。

うじざねクン その出来事までたどりついた時に、がっかりさせたら仕方がないでしょう。ということは、その二つのクライマックスを面白くする絶対の自信があるということだね。

のぶしげクン 初回を見ていたらその自信もわかる気がする。何しろ次々と繰り出される面白さって感じだった。

うじざねクン コメディーの要素がとても多かったでしょ。



のぶしげクン さすが「清州会議」を手掛けた人。

うじざねクン それに限らず三谷さんはコメディーがうまいよね。ギャグの繰り出し方が堂に入っている。お約束をきちんと守ってくれる。見ている人は安心する。 

のぶしげクン そういう意味で、主役はとうちゃんでした。

うじざねクン 真田昌幸だね。長男は吃驚して翻弄される役ですね。そして次男は父上のギャグのセンスを学んでいる状態。


のぶしげクン 草刈正雄さんてギャグがうまいよね。伊達にセクスィー常務をやってない。美の壺でもいい味出しているし。

うじざねクン 草刈り機のCMも出ているよね。ギャグが好きみたいです。


のぶしげクン 今回のセリフで一番良かったのは「武田は滅ぶ」ってところだね。直前に武田は滅ぶことはないとか、難攻不落なんていいかげんなことを言って安心させておいて・・・と言うところだからね。

うじざねクン それが作為的なギャグ。そして、浅間山の噴火は思いもしなかったこと。と、いうことになっている。

のぶしげクン だって48年ぶりの噴火でしょ。とうちゃんこの時36歳だから、初めての体験なんだよね。よりにもよってこのタイミングで噴火するか?っての。

年齢的にギャップがあるのは

うじざねクン 草刈さんの実年齢は63歳だけから、ギャップは大きいけどそこまで違和感はないのが不思議。大河ドラマはこれで失敗する例が多いのだけどね。

のぶしげクン それは草刈さんがかっこいいからでしょう。それにとうちゃんは65歳まで生きるので、追いついてきます。
それよりオイラと兄ちゃんはどうかな?この年、真田信繁16歳、真田信幸17歳。

うじざねクン さすがにそれは無理があった。堺雅人さんが意識して子供っぽくしていたけど、16歳には見えなかった。
大泉洋さんは17歳にはあるまじき大人びた青年を描いていた。

のぶしげクン この二人もいずれ追いつきますので、序盤は年齢のことは目をつぶらないと。
ちなみにこの年、ねえちゃんは18歳、かあちゃんは34歳。

うじざねクン 女性の年をそんなにバラしちゃっていいの?

のぶしげクン いいんじゃないの。あのふたりだから。
それとね、殿は37歳なんだよね。

うじざねクン かつよりクンね。可愛そうだったね。
家来が次々に逃げて行って、お家が滅びるのは辛いものです。

のぶしげクン さすが、経験者は語る!

矢沢三十郎頼幸を演じる迫田孝也さん

うじざねクン ところで君の世話をしてくれていた矢沢三十郎頼幸ってマイナーだよね。

のぶしげクン 矢沢頼康としても名前が残っているみたいで、オイラのじいちゃんつまり真田幸隆の弟の嫡男なんだって。だからとうちゃん(昌幸)から見るといとこだね。
オイラが人質に行く時には一緒に付いてきてくれた。

うじざねクン 真田家の重臣だよね。最終的には本家であるのぶゆきクンを支えることになるけど。この武将を演じるのが迫田孝也さん。この役者さんも三谷ファミリーみたいです。

のぶしげクン 清州会議にも出ていたそうです。

うじざねクン 蜂屋頼隆の役でした。そしてオリエント急行にも出てました。

のぶしげクン こちらも、本当に出てたの?分からなかった。

うじざねクン 「はい」「どういうことですか」「聞いてないですけど」「先輩、先輩、大丈夫ですか」と言うセリフのある駅員さんの役でしたよね。よく確認はできなかったけどおそらくそうです。名前が全くない役としては、セリフは多いかな。



のぶしげクン その役者さんが、今年は大抜擢だね。注目の人物ということだ。
この人がいてくれないとオイラも困る。

音楽とタイトルも良かった

うじざねクン 音楽は服部隆之さん担当。

のぶしげクン いきなりテーマ音楽で、ヴァイオリンがかっこいいこと。
挿入曲もいいですよね。

うじざねクン とっても気合入っていますよね。
しかもこれでもかと言わんばかりに、「真田丸紀行」は辻井伸行さんのピアノですから。



のぶしげクン やれることはすべてやる。
そういう意気込みだね。

うじざねクン タイトルの真田丸と言うのも、出丸の事だけではなくて戦乱の荒海に漕ぎ出す船のイメージだそうですね。

のぶしげクン このタイトルにも気合が入っているよね。
でもひとつ疑問なのは、なんで内陸中の内陸の、真田家が船なんだろうね。

うじざねクン そこは、言いっこなしかな。

オープニングはこのままでいくのだろうか?


のぶしげクン 初回は60分の放送だったね。
オープニングにちょっとしたドラマがあって、そのあと音楽、と言うようないつものパターンじゃなかった。

うじざねクン これって、初回特別かもしれません。何とも言えないけど、次回以降も続けて欲しい。
音楽の後の説明でナレーターの有働アナウンサーが読みながら説明の文字が出てくるのは、分かりやすかったね。

のぶしげクン 映画みたいだった。

うじざねクン こういうのは続けて欲しいです。
勢力図や行軍の様子はシブサワコウさんが担当しているので、とっても分かりやすいよね。



のぶしげクン 「信長の野望」の人だ!

うじざねクン ゲーマーのハートを鷲掴みって感じかな。何しろ戦国系のゲームの祖みたいな人でしょ。
ゲームする人の歴史の知識はこの人のおかげと言うところがかなり大きいよね。

のぶしげクン 細かいところまで、よくもまあ気を使ったもので。
でもさ、もひとつ疑問があるんだけど。

うじざねクン 疑問って?

のぶしげクン どうして大河ドラマの最初の回って、主人公がやんちゃして敵軍を見に行って、へまをして見つかって、追いかけっこをして、逃げ切るってシーンがあるんだろうね。

うじざねクン そりゃ、つかまって殺されたら、物語が始まる前に終わってしまうからさ。

のぶしげクン なるほどね。